アメリカの台湾との2025年9月末までの輸出入、貿易収支をみてみた。2025年5月までの状況は【アメリカ 台湾との輸出入、貿易収支 2025年5月】参照。
2024年通年のアメリカの台湾への輸出額は425億ドル、輸入は1,153億ドル、貿易収支は727億ドルの赤字。2025年9月単月では、輸出額が45億ドル(対前月比0.9%減)、輸入が148億ドル(対前月比14.9%減)、貿易収支が103億ドルの赤字(対前月比19.9%赤字減)となっている。アメリカの台湾からの輸入において、9月単月では、2024年9月と比較して、総計では41.7%増加。一番増加率が大きいのは、鉱物性生産品の140.0%増、次いで、一般機械の97.7%増。一番減少したのは、動物性・植物性生産品の36.4%減、そして、化学工業生産品の33.8%減と続く。

2025年1月~9月小計では、輸出額が398億ドル、輸入額が1,328億ドル、貿易収支が931億ドルの赤字で、赤字額は昨年同時期比で385億ドル(73.9%)増加している。

月次でみてみると、2025年1月~9月では、アメリカから台湾への輸出で月次平均3.3%増、輸入は月次平均3.3%増、貿易赤字は月次平均で3.4%増加している。

アメリカの台湾からの輸入を2025年(1月から9月までの小計)の品目別でみると、一般機械が871億ドル(66%)でトップ、次いで、電気機器の254億ドル(19%)、そして、卑金属の54億ドル(4%)と、一般機械と電気機器で全体の85%を占めている。

2025年1月から9月までのアメリカの台湾からの輸入小計を品目別の貿易収支でみると、一般機械が754億ドルの赤字で、赤字額全体の81%を占めている。次いで、電気機器の176億ドル、そして、卑金属の46億ドルの赤字と続く。一方、アメリカからみて貿易黒字の分野は、食料品・飲料、化学工業生産品、精密機器、動物性・植物性生産品、航空機・部品、鉱物性生産品の6品目となっている。

2024年~2025年9月 アメリカの台湾との輸出入、貿易収支推移(百万ドル)

【注記】
データの引用元は、ITC (U.S. International Trade Commission)。
輸出額は、ITC データベースの輸出合計 (Exports: Total)。
輸入額は、後日、関税率などを算定すること等もあり、一般輸入額 (Imports: General)ではなく、消費用輸入額 (Imports: Consumption)の関税評価額(Customs Value)を引用している。
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