moto no

今の世界を知る "元の" データ集 / 統計分析、因果推論

日本 魚類輸出(中国、世界各国) 2025年9月

また、中国への魚類輸出が課題となってきているが、2025年9月までの日本から中国及び世界各国への魚類(HSコード:03)輸出状況を改めてみてみた。過去の【日本 魚類 輸出量 2025年7月】、【日本の魚類 輸出額、輸出量 推移】も参照ください。

2025年1月から9月までの日本から世界各国への魚類輸出額小計は2,067億円(42.9万トン)で、2024年通年輸出額2,205億円(38.6万トン)を輸出量では既に上回っており、輸出額も上回ると予測できる。月次の輸出量(kg)でみると、8月に若干減少したが、6月以降、安定して月5.5万トン前後で推移している。

2025年1月~9月小計の日本からの魚類輸出額の国別内訳をみると、アメリカ向けが506億円(24.5%)でトップ、次いで、ベトナム向けの328億円(15.9%)、そして、タイ向けの228億円(11.0%)と続く。一方、輸出量でみると、タイ向けが12万トンでトップ、次いで、ベトナムの10万トンそして、インドネシア向けの3万トンと続く。中国向けは、13億円(204トン)のみ

輸出単価(円/kg)では、アメリカ向けが3,364円/kg、ベトナム向けが327円/kg、タイ向けが186円/kg、台湾向けが2,817円/kg、そして、中国向けが6,380円/kgと、各国向けに輸出している魚類の種類によって大きく輸出単価が違っている。

2024年、2025年1月~9月 日本から各国への魚類輸出額(千円)、輸出量(kg)の推移

次に2025年1月から9月小計の輸出額の品目毎トップ10をみてみると、ホタテ(冷凍、殻をむいたもの)が431億円(20.9%)で一番多く、次に、ぶりの249億円(12.1%)と続く。ホタテは、冷凍や生きているもの等合わせると、602億円(29.2%)となり、非常に重要な輸出品目であることが分かる。

2025年1月~9月 日本からの魚類輸出額(千円) 品目毎トップ10

2025年1月~9月における中国向けの輸出をみると、食用はほぼゼロで、唯一、こいが12.6億円(33トン)となっている。こいの輸出単価は、1月には5万円/kg程度であったのが、徐々に下がってきており、9月では1.8万円/kgとなっている。今後の動向が注目される。

2025年1月~9月 日本から中国への魚類輸出状況

(データ:財務省貿易統計)

コメント、ご質問、ご要望の情報などは、こちらまで

Search


Categories


Recent Posts