アメリカのスマートフォン(HSコード:8517.13)の輸入数量をみてみた。2025年4月までの状況は【アメリカ スマートフォン輸入動向 2023~2025年4月】、1月~6月の状況は、【アメリカ スマートフォン輸入動向 2025年(1月~6月)】参照。
2025年8月のアメリカのスマートフォン輸入台数は1,093万台で、7月の999万台から9.4%増加している。月次でみると、2025年2月~4月にかけて大幅に減少した後、5月以降、再度増加傾向にある。

1月~8月の小計でみると、2025年(1~8月)は9,468万台で、2024年同時期の9,688万台から2.3%減少している。


各国別でみると、2025年8月では、インドからの輸入が543万台でトップ、次に、ベトナムからの333万台、そして、中国からの173万台と続き、インド、ベトナムが中国を超えている。2025年1月~8月の小計でみると、インドが3,373万台(36%)でトップ、次に、中国からの3,225万台(34%)、そして、ベトナムからの2,525万台(27%)と、これら上位3ケ国で97%を占めている。日本からは7.6万台(0.1%)にすぎない。

月次でみると、中国からの輸入が2024年10月をピークに一気に減少し、2025年3月にインドに追い越されている。これは、主にiphoneのインド、ベトナム生産へのシフトのためと思われる。


【注記】
データの引用元は、ITC (U.S. International Trade Commission)。
輸出額は、ITC データベースの輸出合計 (Exports: Total)。
輸入額は、後日、関税率などを算定すること等もあり、一般輸入額 (Imports: General)ではなく、消費用輸入額 (Imports: Consumption)の関税評価額(Customs Value)を引用している。
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