トランプ政権になって初めての州・市の選挙であった11月4日のニューヨーク市長、ニュージャージー州、バージニア州知事選挙でいずれも民主党が勝った。その原因として、食品物価があったと言われているので、主要食品の価格動向についてみてみた。
*各データは、2023年1月~2025年9月までの、主要都市における食品全体の消費者物価指数(CPI:1982-1984を100)、牛肉(未調理ステーキ)1ポンド(約454g)、鶏むね肉1ポンド(約454g)、卵(グレードA)1ダース、コーヒー(挽かれた)1ポンド(約454g)あたりの価格(ドル)
2025年9月の食品CPIは342で2024年1月と比較すると7.1%増加している。牛肉は、2025年9月に12.26ドル/ポンドで、2024年1月の9.58ドル/ポンドから28%高騰。鶏むね肉は、2025年9月に4.17ドル/ポンドで、2024年1月の4.32ドル/ポンドから3.3%の下落。一時、大きな騒動となった卵は、2025年9月に3.49ドル/ダースで、2024年1月の4.82ドル/ダースから27.7%の下落。コーヒーは、2025年9月に9.14ドル/ポンドで、2024年1月の6.35ドル/ポンドから43.7%の高騰となっている。
卵は、2025年3月に6ドル/ダースを超え、急激に高騰していたが、4月以降、下降傾向にある。一方、ほぼ全てを輸入に頼っているコーヒーは、2025年になり価格が上がり続けており、これは関税の影響と思われる。
2025年1月~9月の月平均変動率は、食品CPIが0.2%、牛肉が1.5%、鶏むね肉が0.6%、卵が(-)4.3%、コーヒーが3.4%となっている。
CPI(食品)、牛肉、鶏むね肉、卵、コーヒーの推移(卵は1ダースの価格)


(データ:FRED)
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