AIブームの過熱により、益々、電力需要が高まっているが、各国における原子力発電の状況をみてみた。
IAEAの2024年レポート(2023年12月時点)によると、全世界で稼働中の原子力発電基数は413基(371,539MW相当)。休止中基数は25基(21,272MW相当)、うち、21基は日本。建設中基数は59基(61,091MW相当)、うち、24基が中国となっている。
2023年12月時点での各国における原子力発電の状況

原子力発電を有している国(青色が濃くなるほど稼働基数が多い国)

2023年12月時点における原子力発電稼働基数では、アメリカが93基で最も多く(全体の23%)、次にフランスの56基(14%)、中国の55基(13%)と続く。日本は12基(3%)で9位となっている。アメリカ、フランス、中国の上位3ケ国の合計は204基で全世界の49%を占めている。
2023年12月時点での各国の原子力発電稼働基数(基)及び累計シェア(%)

建設中では、中国が24基(24,948MW相当)と圧倒的に多く、次にインドの8基(6,028MW相当)となっている。
次に、各国の総発電量における原子力発電の割合(依存度)をみてみると、フランスが65%と最も高く、次に、スロバキアの61%、そして、ハンガリーの49%、さらに9位までがヨーロッパ諸国となっている。アメリカは19%、日本は6%。
2023年12月時点での各国の総発電量における原子力発電の割合(依存度)

(データ:IAEA)
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