現在の関税報復合戦前の世界各国の平均荷重関税率をみてみた。
データは、世界銀行のデータ。掲載されている最新データは2022年で、2022年データがない国は2021年時点データを拾った。（適用関税率、加重平均、全製品 (%): 加重平均実行関税は、各相手国に対応する製品輸入シェアによって加重された実際に適用される税率の平均。原文）
先進国では総じて、1～3％の間で、日本は1.64％、アメリカは1.49%、中国は2.18%、南米、アフリカ各国の率が高くなっている。今年に入っての矢継ぎ早のトランプ関税で、これらは、すでに過去のものになりつつある。
主要国の加重平均関税率（％）（2022年、もしくは2021年時点）
主要国の加重平均関税率（％）（2022年、もしくは2021年時点）
一番高い関税率の国は、バミューダの29.5％、次いでソロモン諸島の20.7%となっている。
加重平均関税率（％）の高い国トップ10（2022年、もしくは2021年時点）
（データ：World Bank）