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アメリカ 失業率 2025年11月

アメリカの2025年11月の失業率をみてみた。

2025年11月の失業率は4.6%で、昨年同時期比9.5%の増加であった(連邦政府機関閉鎖の影響で2025年10月の失業率は欠損となっている)。2025年11月の労働力人口は1.72億人で、2024年同時期比では1.9%しか増加していないが、失業者数は10.0%増加しており、昨年と比較して状況が悪くなっているといえる。

2025年11月の失業率内訳でみると、ティーン(16~19歳)の失業率が対昨年比で24.4%と大幅に増加している。また、白人の失業率は2.6%の増加にとどまっているが、黒人は29.7%と大幅に増加している。一方、アジア、ヒスパニック系の失業率は対昨年比で5%以上減少している。

アメリカ 失業率状況(千人)

過去5年の月次推移でみると、バイデン政権発足時(2021年1月)には6.4%と高い失業率であったのが、2021年末には、一気に3.9%まで下落、その後、徐々に増加傾向が続いている。

(データ:US Bureau of labor Statistics)

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