今の世界を知る "元の" データ集 / 統計分析、因果推論

アメリカと日本含む各国との輸出入、貿易収支等のデータ、分析。

アメリカ 失業率(州別) 2025年1月~6月

2025年7月の全米平均失業率は4.2%と6月の4.1%から0.1%上がったが、州別でもみてみた。

州別の失業率(6月まで)でみると、一番高かったのはワシントンDCの5.9%、ついで、カリフォルニア州の5.4%、そして、ネバダ州の5.4%と続く。逆に、一番低かったのは、サウスダコタ州の1.8%、次いで、ノースダコタ州の2.5%であった。

2025年6月 失業率(州別)(%)

6月の全米平均4.1%を上回っている州はワシントンDCからサウスカロライナ州までの18州。2025年1月から6月の平均変動率でみると、コネチカット州が1.8%上昇で一番大きく、次いで、バージニア州の1.6%、そして、ミシシッピ州の1.5%と続く。

2025年6月 各州失業率(%)、2025年平均変動率(%)

2024年通年平均、2025年前期(1月~6月) 各州失業率(%)、2025年平均変動率(%)

カウンティレベルで細かくみると、カリフォルニア州の南部地域では2025年6月の失業率が18%を超えている地域もある。総じて、大都市部の失業率が高くなっている。

2025年6月 失業率(カウンティ別)(%)

(データ:Federal Reserve Economic Data, FRED)

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