アメリカにとって穀物は重要な輸出品目であるが、その中でも小麦は主要品目の一つ。過去10年の小麦(デュラム小麦【種は除く】、HSコード:100119、100199)の輸出入量を見てみると、輸出が圧倒的に多く、2024年の輸出量は2,160万トン、輸入量は243万トンと大幅に輸出が輸入の10倍ほどなっている。
2015年~2024年 デュラム小麦(種は除く、HSコード:100119、100199) アメリカからの輸出入推移(千トン)
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2024年の国別でみると、アメリカからの輸出量が一番多かったのは、メキシコの380万トン、ついでフィリピンの270万トン、そして日本の224万トンと続く。
2024年 デュラム小麦(種は除く、HSコード:100119、100199) アメリカからの国別輸出量(千トン)
2022年~2024年 デュラム小麦(種は除く、HSコード:100119、100199) アメリカからの国別輸出入量(千トン)


【注記】
データの引用元は、ITC (U.S. International Trade Commission)。
輸出額は、ITC データベースの輸出合計 (Exports: Total)。
輸入額は、後日、関税率などを算定すること等もあり、一般輸入額 (Imports: General)ではなく、消費用輸入額 (Imports: Consumption)の関税評価額(Customs Value)を引用している。